BLOG

役員運転手に必須な【基本マナー】を4つ紹介!基本が大事

 

役員運転手の主な業務は、役員や著名人などのVIPを目的地までお送りすることです。

 

ただ運転すればいい訳ではなく、取引先に行っても恥ずかしくないあいさつや言葉遣い、不快に感じさせない身だしなみなどのビジネスマナーにも気を配らなければなりません。

また運転技術やコミュニケーション能力など、役員やVIPに信頼される高度なスキルも必要です。

 

そこで今回は、役員運転手に必要なビジネスマナーやスキルをご紹介します。

 

なかなか教えてもらえない役員運転手の服装や髪型もくわしく解説しますので、役員運転手を目指している方はぜひ参考にしてください。

 

1、役員運転手の基本業務

 

 

役員運転手の基本業務は、担当する役員やお客様を目的地まで送迎することです。

 

ただし運転時間は、タクシーやトラック・バスなど他のプロドライバーより比較的短く、待機時間の方が長くなる傾向があります。

 

基本は役員のスケジュールに合わせて勤務をするため、残業や休日出勤がある職場も。

運転時間が短い割に長時間労働になりがちな職業です。

 

自分の都合で勤務できるわけではありませんが、誰かの役に立ちたい、誰かを縁の下から支えるような仕事がしたいと考えている人に向いています。

 

また会社の役員やVIPをお客様とする職業柄、ビジネスマナーをしっかり身につけていることや、高度なスキルが必要とされます。

 

2、役員運転手に必要なマナーとは?

 

役員運転手に必要なビジネスマナーは決して難しいものではありません。

自分の立場をわきまえ、一般的なマナーができていれば大丈夫です。

 

一つずつ詳しく解説していきます。

 

2-1.  あいさつ

 

丁寧なあいさつは、役員運転手に限らず基本中の基本です。

 

はきはきと爽やかに「おはようございます」「こんにちは」と、自分から先に挨拶します。

 

目上の方に挨拶をする際は、軽く頭を下げるだけの会釈ではなく「おはようございます」と挨拶をした後でお辞儀をする語先後礼(ごせんごれい)が丁寧で品よく見えます。

 

顔を上げた後はしっかり相手の顔を見るのも忘れないようにしましょう。

 

担当する役員へ朝の挨拶をした後は、「本日もよろしくお願いいたします」といった一言を添えると、より好印象です。

 

2-2.  名刺交換

 

そこまで頻繁にあるわけではありませんが、ビジネスマナーとして名刺交換の仕方も身につけておく必要があります。

取引先の方とお話させていただく機会もあるからです。

 

日本では訪問者から先に名刺を渡すのが一般的なマナー。

相手が複数いる場合は、役職が上の方から渡すようにしましょう。

 

こちらが複数人いる場合も、役職が上の人が渡すのを待ってから自分が渡すようにします。

 

もしも訪問先で相手が先に渡してきた場合は「頂戴します」と受け取り、自分の名刺を持っている方は、「申し遅れました(会社名)の(名前)と申します」と、自分の名刺を渡しましょう。持っていない方は、相手の名刺を受け取ったのち、口頭で同じように自己紹介しましょう。

そのまま話を継続する場合は、相手の名刺を名刺入れの上に乗せ胸元で持っているようにします。

 

2-3.  身だしなみ

 

自分から話すことのない役員運転手にとって、身だしなみは最重要マナーと言えます。

第一印象で判断される場合も多いためです。

 

全体的にスッキリと清潔感があるようにまとめます。

それぞれの注意点は以下のようになります。

 

《スーツ》

ダークな色調で自分の体に合ったサイズを着用します。

しわのないように日々注意しましょう。

 

《シャツ》

派手すぎないシンプルな白色のものが望ましいです。

まれに裾がズボンから出ているビジネスマンがいますが、だらしがない印象になります。

常に気を配りましょう。

 

《ネクタイ》

こちらもストライプやチェックなどシンプルなものを選びます。

 

《靴》

革製の黒か紺のシンプルなものがいいでしょう。

汚れはこまめにふき取り、常に磨かれた状態を保ちます。

 

《髪型》

スッキリと清潔感のある髪型が望ましいです。

フケは不潔な印象を与えるので、気を配るようにしましょう。

 

そして以外と見られているのが爪です。

常に短く整えておくようにしましょう。

 

また姿勢や立ち居振る舞いも重要な判断材料です。

 

2-4.  言葉遣い

 

丁寧な言葉遣いはもっとも基本的なマナーです。

たとえ役員がフランクに話しかけてきたとしても、同じように対応するのは厳禁です。

 

また名刺交換同様、外部の方と接する際は最大限注意しましょう。

 

ここで敬語について確認しておきましょう。

敬語には「丁寧語」「尊敬語」「謙譲語」があります。

 

「丁寧語」…相手に対して丁寧に表現する時に使う 例)~します・帰ります・食べます 等

「尊敬語」…目上の方に対する敬意を表すときに使う例)~される・いらっしゃる・召し上がるなど

「謙譲語」…自分や自分の行為、動作等について、目上の方にへりくだって表現する時に使う 例)申し上げる・うかがう・拝見する 等

 

これらの使い分けができなければ、恥ずかしい思いをするかもしれません。

 

また自分のことを呼ぶときには、「私(わたくし)」というのが一般的です。

 

3、ビジネスマナー以外に役員運転手に求められるもの

 

 

このように役員運転手は社会人としての基本的なビジネスマナーを身につけていなければなりません。

しかしそれだけでは、役員運転手として十分とは言えません。

 

他にも役員運転手が身につけるべきスキルは以下のようなものがあります。

 

《役員運転手に必要なスキル》

・高度な運転技術

・守秘義務の徹底

・コミュニケーション能力

・細やかな心配り

 

お客様に安心して乗っていただけるように高度な運転技術が求められるのはもちろんのこと、運転中でも常に後部座席に気を配る心遣いや、話かけられたときにそつなく対応できるコミュニケーション能力等が必要です。

 

また車内で見聞きしたことは、たとえプライベートなことでも、他者に話すことは厳禁です。

 

こういったスキルを身につけてはじめて、お客様からの信頼を得られます。

 

4、マナーやスキルを身につけるなら「セントラルサービス」

 

 

「セントラルサービス」は、東京を中心とした役員運転手専門の派遣会社です。

 

「セントラルサービス」の強みは、他社にまけない研修内容の豊富さ。

どの現場へ行っても恥ずかしくない、役員運転手としてのスキルやマナーを身につけていただきます。

 

研修内容はたとえば

・ブレーキングやハンドリング等の実地研修

・地理研究や運行ルートの確立方法

・役員運転手としての業務姿勢

・健康管理の方法

・役員運転手にあった服装や髪型の指導

など、多岐にわたります。

 

プロドライバーとしてハイレベルな技術を身につけることは、お客様の安全を守り信頼を得ることにつながります。

トップドライバーとして活躍したいとお考えの方は、「セントラルサービス」までお気軽にご相談ください。

 

5、まとめ

 

役員運転手の最大の責務は、担当する役員を目的地まで安心・安全にお送りすることです。

そのためただ運転していればいいというものではありません。

 

社外の方にお会いすることもあるため、あいさつや身だしなみ、言葉遣い等の常識的なビジネスマナーをしっかりと身につけなければなりません。

 

それだけでなく、さまざまなスキルを身につける必要もあります。

高度な運転技術のみならず、守秘義務の徹底・コミュニケーション能力・細やかな心配りなどです。

 

ビジネスマナーと高度なスキルを身につけ、お客様に信頼して乗っていただけるような役員運転手を目指しましょう。