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車運転中のヒヤリハット事例紹介|万一の事故対応方法と注意点解説

 

車の運転中に、「ヒヤリハット」を経験したことがある方も多いのではないでしょうか?

 

ヒヤリハットを経験したときは、「事故にならなかったから問題ない」と安心するのではなく、よい教訓として今後の運転に活かす必要があります。

 

そこで今回は、実際に起こった車運転中のヒヤリハット事例、ヒヤリハットを起こしやすいドライバーの傾向と対策、合わせて事故が起きてしまった場合の事故対応方法をご紹介します。

 

事故が起きると我を忘れて、とっさに正しい行動がとれないことも。

しかし適切な対応をすることは、ドライバーとしてのマナーです。

 

事故後の流れを覚えておくことで、万が一の場合に備えましょう。

 

1. 車のヒヤリハットとは

 

車の運転中の「ヒヤリハット」とは、交通事故の一歩手前の危険な状況で、「ヒヤリ」としたり、「ハッ」としたりすることです。

運転をする方なら、誰でも一度ぐらいは経験したことがあるのではないでしょうか?

 

ヒヤリハットが起きたとき、その事例を教訓として今後の運転に活かす必要があります。

 

車の運転を伴う企業では、講習会などでヒヤリハット事例を共有すると今後の運転の参考になります。

安全運転の重要性を再認識し、社員全体の安全対策を行いましょう。

 

2. 車運転中のヒヤリハット事例

ヒヤリハットの事例を知っておくことで、自身の運転中に「同じようなことが起きるかもしれない」と、注意して運転できるようになります。

 

とくに雨や夜などの視界が明瞭でないときは、ヒヤリハットが起きやすくなります。

 

次に実際のヒヤリハット事例をご紹介しますので、参考にしてみてください。

 

2-1. ヒヤリハット事例① 雨天時の運転

 

ヒヤリハット事例①

夕方から急な雷雨で見通しが悪い中での運転中。

青信号で進んでいたところ、横断歩道を信号無視して自転車の女性が飛び出してきた。

 

雨天時は視界が悪くなるだけでなく、路面が滑りやすくなっています。

 

いつも以上に車間距離をとる・スピードを落とす、といった運転を心掛ける必要があるでしょう。

 

視界が悪いのは車のドライバーだけではなく、自転車・歩行者なども同様です。

 

ヘッドライトを付けることで、相手への注意喚起にもなります。

 

2-2. ヒヤリハット事例② ルール無視の車や通行人

 

ヒヤリハット事例②

一方通行を走行中、右から自転車に乗った小学生が勢いよく飛び出してきた。

 

車や自転車・人が行きかう道路では、いつ何が起こるか想像がつきません。

 

右折禁止の交差点で右折してくる車両や、赤信号を無理に渡ろうとするバイクもいます。

 

だからこそ「かもしれない運転」を心がけましょう。

「かもしれない運転」とは、常に安全意識を持ち、「何かが起こるかもしれない」と想定して運転することです。

 

前方に車がいたら、「急に止まるかもしれない」、人が見えたら「飛び出してくるかもしれない」と、注意しながら走行しましょう。

 

2-3. ヒヤリハット事例③ 事故車に遭遇

 

ヒヤリハット事例③

夜間走行中、スリップ事故を起こした車両が頭をこちらに向け停まっていた。

ヘッドライトがハイビームになっていたので早めに車線変更し、その場を回避できた。

 

うまく回避できたものの、走行車両が多ければ、周りの車両とぶつかっていた可能性もあるヒヤリハットです。

 

夜間走行は、交通量の多い都心部や、前にほかの車両が走っている場合、すれ違う場合を除きハイビームが原則です。

 

車間距離も十分とって走行する必要があります。

 

3. ヒヤリハットを起こしやすいドライバーの傾向と対策

 

ヒヤリハットを起こしやすいドライバーには、似たような傾向があります。

ご自身で以下のタイプに思い当たる方は、注意が必要です。

 

<攻撃的な人>

運転中にほかの車や歩行者に対し、カッとしやすく攻撃的な人は、ヒヤリハットを起こしやすい傾向があります。

イライラすると運転が荒くなる可能性もあります。

 

少しのことで腹を立てずに、穏やかな気持ちで運転するようにしましょう。

 

<注意力散漫な人>

運転中に注意力が散漫になりがちな人も注意しましょう。

よそ見をするだけでなく、考え事をしていても集中力はなくなります。

 

赤信号に気付かず直進、歩行者が見えないといった危険があります。

 

こまめに休息をとるなど対策を行いましょう。

 

<違反を容認しがちな人>

少しぐらいの違反なら大丈夫、と違反を容認しがちな人も危険です。

スピード違反や、黄信号でも進んでしまうといったタイプの人は、たまたま事故になっていないだけで、ヒヤリハットを経験した方も多いでしょう。

 

交通規則は守る。

当たり前のことですが、意識して運転しましょう。

 

4. 車の事故対応方法

どんなに気を付けて運転していても、事故が起こってしまうこともあります。

 

万が一事故を起こしてしまった場合や事故に巻き込まれてしまった場合、慌てずに対応できるように、対応方法を覚えておきましょう。

 

4-1. ケガ人の救護

 

第一にケガ人の救護が最優先です。

 

安全が確認できた時点で、救急車を呼びましょう。

すぐ近くに病院があれば、直接要請する方法もあります。

 

4-2. 二次被害を防ぐ

 

二次被害や渋滞を避けるために、車を安全な場所へ移動させます。

 

動かせない場合は、発煙筒やハザードランプを使って、事故で車が停まっていることを後続車に知らせましょう。

 

4-3. 警察へ連絡

 

どのような事故でも、速やかに警察へ連絡します。

これは物損事故の場合も同様です。

 

警察へ事故の届け出をしなかった場合、損害賠償請求の際に必要な「交通事故証明書」が発行されない可能性もあります。

必ず連絡をしましょう。

 

4-4. 相手の情報確認

 

警察を待つ間に、相手の情報を確認しましょう。

 

確認内容は相手の住所・氏名・電話番号・車のナンバー・保険会社などです。

目撃者がいる場合は、その方の名前や連絡先を確認しておくとよいでしょう。

 

5. 事故対応の注意点

 

事故対応の際には、いくつか注意すべき点があります。

 

相手のいる事故の場合、必ずしもよい人ではない可能性があります。

騙されてしまうこともあるかもしれません。

 

2つの注意点をご紹介しますので、ぜひ覚えておきましょう。

 

5-1. 事故現場で示談交渉しない

 

その場で示談交渉を行うのはやめましょう。

 

事故直後では気付かないケガもあります。

 

示談合意すると取り消すのは困難です。

 

中には警察を呼びたがらない相手もいます。

しかし質の悪いあたりやなど、呼びたくないのは理由があります。

 

保険会社を通すことで、さまざまな危険を回避できるでしょう。

 

5-2. 過度な謝罪は避ける

 

事故を起こしてしまった場合、謝ることは大事ですが、過度の謝罪はNGです。

 

相手に都合よく解釈される可能性もあります。

 

「100%自分が悪い」などと、安易に認めないようにしましょう。

 

6. 役員車の事故防止に「セントラルサービス」の役員運転手

 

役員車や社用車での事故もできる限り避けたいものです。

 

役員車の事故防止には、役員運転手の雇用をおすすめします。

 

弊社「セントラルサービス」は、東京を中心とする役員運転手の派遣・請負会社です。

 

弊社では事故防止対策として、定期的安全講習会を開催。

講習会の内容の1つに、過去の事故事例を課題にその原因と対策について考えるというものがあります。

 

お客様の命を守る仕事だからこそ、常に知識をアップデートさせ、安全運転を心がけます。

 

研修により、高い運転技術を身につけたドライバーをご紹介いたしますので、お気軽にご相談ください。

 

6-1. 万が一の事故対応はおまかせ

 

万が一事故が発生した場合、お相手の方や保険会社とのやり取りに意外と手間がかかります。

 

「セントラルサービス」のドライバーが運転中の事故は、最後まで責任をもって担当ドライバーと弊社スタッフが対応に当たります。

 

また役員自ら運転中に事故が起こってしまった場合、会社にとってもマイナスです。

取引に影響が出る可能性もあります。

 

派遣・請負の役員運転手なら、その心配はありません。

安心してお任せください。

 

「セントラルサービス株式会社」

TEL:03-6380-9151

営業時間:平日・土日 9:00~19:00

メールでのお問い合わせはこちらまで

 

7. まとめ

 

どんなに気を付けて運転していても、ヒヤリとする場面はあります。

ヒヤリハットの事例を学ぶことは、事故を未然に防ぐためにも重要です。

 

ヒヤリハットを参考に、常に「かもしれない運転」を心がけることで、多くの事故は防げます。

 

とくに雨天や夜間など、見通しの悪いときの運転では、スピードを落とす・前の車と車間距離をとる・ライトをハイビームで点灯するといった対策が有効です。

 

しかしどんなに気を付けていても、事故は起こります。

万が一事故が発生した場合は、二次災害を防ぐためにも、ご紹介した流れで速やかな対応を心がけましょう。