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役員運転手に向いている人の特徴とは?役員運転手の実態も解説!

役員運転手に向いている人の特徴とは?役員運転手の実態も解説!

役員運転手に興味があったり、目指している方の中には「自分は向いているのかな?」と感じたりする方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

役員運転手は高度な運転技術だけでなく、人としてのマナーや気配りなどのスキルも求められるため、人によって向き不向きがあるでしょう。

 

そこで本記事では、役員運転手に向いている人の特徴7つと役員運転手の実態をご紹介します。

「役員運転手に興味があるけれど、あと一歩が踏み出せない」「自分は役員運転手に向いているのかな」と、悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

 

 

 

1. 役員運転手とは?

 

役員運転手とは、企業の社長や役員などをご自宅や勤務先、そのほかの目的地まで送迎するドライバーです。

ほかにもお抱え運転手・専属運転手・社長運転手など、さまざまな呼び方があります。

 

役員運転手は運転技術だけでなく、マナー・コミュニケーション能力・知識など、人としてのスキルも重要になる職業です。

 

また、ほかのドライバー職とは違い、ワンランク上のホスピタリティを提供しなければいけません。

 

2. 役員運転手に向いている人の特徴

 

役員運転手は誰でも目指せる職業ではありません。

忙しい役員が車内で快適に過ごせるよう、丁寧な接客と安全運転を心がける必要があります。

 

役員運転手に向いている人の特徴は、以下の通りです。

  • 運転技術に自信がある人
  • ビジネスマナーが身についている人
  • 気配りができる人
  • 臨機応変に対応できる人
  • 報連相を正確にできる人
  • 口が堅い人
  • 我慢強い人

 

運転技術だけでなく、人としても見られる職業です。

常に身だしなみや服装を整えておくことも大切でしょう。

 

2-1. 運転技術に自信がある人

 

役員をさまざまな場所へ送迎する仕事なので、タクシードライバーや運転が好きな方に向いている職業です。

役員運転手の運転には「事故を起こさない」「交通違反をしない」「時間厳守で送迎する」などのスキルが求められます。

運転技術が低く、移動も正確にできない方には役員運転手は向いていないでしょう。

 

また、役員の仕事が予定より長引いたりして、次の目的地までの移動時間が想定よりも短くなる場合があります。

そのような場合でも、次の予定まで間に合うような運行順路を考え、時間内に安全に送迎する必要があります。

予定に遅れることのできない役員運転手にとっては、裏道や混みにくい道などの地理知識も必要になるでしょう。

 

2-2. ビジネスマナーが身についている人

 

役員を送迎するには、丁寧な挨拶や言葉遣いはもちろん、それ相応のビジネスマナーが求められます。

高度なマナーが身についていないと、取引先の相手や来客に悪い印象を与えてしまう可能性があります。

役員運転手の印象は、良くも悪くも役員自身の印象にも影響を与えるため、注意が必要です。

 

2-3. 気配りができる人

 

多忙な役員が、車内でできるだけリラックスして快適に過ごせるよう気配りができるかも重要なポイントです。

単に目的地まで時間通りに送迎するだけでは、役員運転手の意味がありません。

 

その日の体調や気候に合わせた車内の空調管理、渋滞を避けたルートの下調べ、急発進や急停車を避けた乗り心地のよい運転、ドアの開け方や荷物の運び方など、細かなところまで気配りができる方が向いているでしょう。

 

また、役員によって車内温度や会話の有無など、気配りの度合いに好みやこだわりがあるかもしれません。

何回か担当をするならば、役員の好みやこだわりを把握して行動する必要があるでしょう。

 

2-4. 臨機応変に対応できる人

 

会議や出張など、予定はあらかじめ決まっている場合がほとんどですが、急な予定変更も十分あり得ます。

予定していた目的地への移動をキャンセルし、ほかの場所へ向かったり、予定していた時間を大幅に変更したりするといったシーンも珍しくありません。

そのような場合でも、次の予定まで遅れないよう臨機応変に対応できるかが重要になります。

 

2-5. 報連相を正確にできる人

 

役員運転手は報連相を正確に行うことも重要な業務の1つです。

 

「○○と伝えておいてくれ」などの情報伝達を頼まれるケースもあるため、正確な報連相が求められます。

役員が言った内容と相手に伝えた内容が異なった場合、役員の仕事に大きな影響を及ぼす可能性があります。

解釈の違いや聞き間違いなどで、異なった内容を伝達しないよう注意が必要です。

 

2-6. 口が堅い人

 

「秘密を守れるか」「口が堅いか」も役員運転手に向いているか判断するうえで、重要なポイントです。

 

役員運転手は、車内で会社の機密情報を知ってしまう場合があります。

業務中に知り得た情報は、たとえ家族であっても絶対に外部に漏らしてはなりません。

機密情報を外部に漏らせば、会社に大きな損害をもたらしかねないため、口外しない自信がある方は向いているといってもよいでしょう。

 

2-7. 我慢強い人

 

また、我慢強い人も役員運転手に向いています。

送迎する際に、長時間役員を待つこともしばしば。

役員が会議に出席すれば会議が終わるまで待ち、飲み会に出席すれば飲み会が終わるまで待つことになります。

 

待機時間は、休憩時間ではありません。

車内清掃や洗車、次の目的地までのリサーチを行いながら過ごす場合が多いため、長時間の待機も苦痛に感じず待てる方は向いているといえるでしょう。

 

3. 役員運転手の実態

 

役員運転手は運転技術だけでなく、マナーや人としてのスキルも必要なため「難しそう」「きつそう」といったイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。

 

以下では仕事内容・収入・抱える悩みなど、役員運転手の実態について詳しく解説します。

 

3-1. 仕事内容

 

役員運転手の主な仕事内容は、会社の社長や役員を目的地まで送迎することです。

朝晩の送迎をはじめ、平日だけでなく休日も会食やゴルフなどに送迎しなければなりません。

 

役員を目的地まで送迎したあとは、待機時間です。

待機時間は休憩時間ではないため、洗車・車内清掃・次の目的地までのルート確認・渋滞情報の確認を行います。

もちろん、予定が終わるまでは待機し、役員を送り届けるまでが仕事です。

 

「運転をするだけ」と一見すると楽に思われる業務ですが、実際は常に神経を使う大変な仕事であることがわかるでしょう。

 

とはいえ、役員運転手の業務の実態は、会社や担当する役員によって大きく異なります。

残業手当・休日手当の有無や勤務時間などは、事前に確認しておくのがおすすめです。

 

3-2. 収入

 

役員運転手の年収の相場は、約250~600万円といわれています。

平均すると年収が約400万円、月収は約33万円です。

タクシー運転手は歩合制で給与に変動があるのに対し、役員運転手は毎月安定した収入を得られるのが特徴です。

 

また、企業によって残業や休日出勤などの勤務時間、手当の有無が異なります。

残業手当や休日手当の支給がある企業であれば、勤務時間に比例して収入も増えるでしょう。

平均年収はそれほど極端に高くないものの、働く企業次第で平均年収の倍以上を稼げる可能性がある仕事です。

 

3-3. 求められるスキル

 

役員運転手に必要な資格は「普通自動車第一種運転免許」です。

社用車を運転するため、タクシードライバーのように第二種運転免許は必要ありません。

 

しかし、社用車は高級車・大型車・左ハンドル車も多いため、高度な運転技術が求められます。

しかも乗車するのは、会社の社長や役員といったVIPの方ばかり。

一般車以上に慎重に運転する必要があります。

 

また、外国人の役員や海外からのお客様が乗車する場合もあります。

目的地について紹介したり、簡単なコミュニケーションを取れるくらいの英会話スキルがあれば、なおよいでしょう。

 

3-4. 抱えがちな悩み、ストレス

 

これだけ運転技術や人としてのスキルを求められると、悩みやストレスを抱えやすくなります。

役員運転手として働いている方は、以下のようなストレスや悩みを感じることが多いようです。

 

  • 長時間の運転が大変
  • 役員との相性が合わない
  • 常に緊張感がある
  • 給料に不満がある
  • 待機時間が長い
  • 運転中の気遣いが大変
  • プライベートが犠牲になる
  • 自分のスキル向上を感じにくい
  • 守秘義務の関係上、悩みを誰かに相談しにくい
  • 拘束時間が長い

 

役員運転手は、役員の送迎が主な仕事。

一日中役員のスケジュールに合わせて拘束されることも少なくありません。

そのうえ、安全運転を心がけるのはもちろん、運転中も乗り心地や車内環境に気配りする必要があります。

常に神経を研ぎ澄ませているため、疲労を感じやすくなるでしょう。

 

休日出勤や残業もあるため、プライベートが犠牲になることに悩む方も多いのが実態です。

 

また、役員との相性によってストレスを感じる場合もあります。

どんな仕事にせよ、人を相手にする以上は必ず相性の良し悪しがあります。

役員との相性が悪い場合でも接しないわけにはいかず、かなりのストレスを感じるでしょう。

 

このような悩みやストレスを持っていても、守秘義務の関係で誰にも相談できず、1人で問題を抱えてしまうというケースも見られます。

マイナーな業界だからこそ悩みや苦労をいまひとつ理解してもらえないのも、ストレスに繋がるのかもしれません。

 

4. まとめ

 

今回は、役員運転手に向いている人の特徴や実態を解説しました。

 

運転技術だけでなくマナーや言葉遣い、気配りなどさまざまなスキルが求められる職業ですが、同時に達成感ややりがいも感じられます。

 

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