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運転手で高収入の仕事はある?職種別給与と年収の上げ方

運転手で高収入の仕事はある?職種別給与と年収の上げ方

「車の運転手で高収入の仕事ってあるの?」

 

車の運転が好きな方にとっては、ドライバーは魅力的な仕事です。

しかし、将来性や収入において不安をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。

 

本記事では、運転手の平均年収・労働時間を比較した上で、高収入を狙う方法をご紹介しています。

運転手の仕事で高収入になる方法を学んで、就職・転職に活かしていきましょう。

 

 

 

1. 【高収入?】運転手の仕事の種類と平均年収

代表的な運転手の仕事には次の4つがあります。

 

・トラックの運転手

・バスの運転手

・タクシー・ハイヤーの運転手

・役員運転手・社長運転手

 

ここからは、運転手の種類別に平均年収を解説していきます。

 

1-1.トラックの運転手

 

令和3年の大型トラックの運転手の平均年収は463万円、中・小型トラック運転手の平均年収431万円でした。

一方で、令和3年の大型トラック運転手の平均年間労働時間は大型トラック運転手で2,544時間、中・小型トラック運転手で2,484時間でした。

(参照:厚生労働省 「統計からみる運転者の仕事」)

 

またトラックの運転手には大型トラック・中型トラック・小型トラックのほか、軽貨物の配送や宅配ドライバー・トレーラーで長距離を運転するトレーラードライバーなど、さまざまな職種があります。

大型免許やけん引免許・長距離の運転ができるなど、免許と技術の掛け合わせで高収入が得られるのがトラックの運転手です。

 

しかし、トラックが大きくなればなるほど事故時のリスクが高まります。

大型ドライバーには慎重で注意深い方が向いているでしょう。

トラックの運転手は長時間勤務や長距離運転によって生活が不規則になりやすいので、トラック運転手への就職・転職を考えている方はあらかじめライフワークバランスを考えておきましょう。

 

1-2.バスの運転手

 

令和3年のバス運転手の平均年収は404万円で、平均年間労働時間は2,232時間でした。

(参照:厚生労働省 「統計からみる運転者の仕事」)

 

バスの運転手には、路線バス・観光バス・高速バス・送迎バスなどがあります。

路線バス・観光バス・送迎バスは勤務時間が決まっていてほとんど残業がないのがメリットです。

 

一方、高速バスは夜間の運転が多く、高速道路を安全に走行する技術が求められます。

高速バスは車両のグレードが高めなので、バス運転手を志望していて特に運転に興味がある方は高速バスの運転手に向いているかもしれません。

 

バスの運転手は時間通りに乗客を安全に運ぶ業務です。

また、お客様との関わりもあるので、大型車の運転が好きで、接客が苦にならない方におすすめといえるでしょう。

 

1-3.タクシー・ハイヤーの運転手

 

令和3年のタクシー運転手の平均年収は280.1万円で、年間平均労働時間は2,112時間でした。

(参照:「令和3年タクシー運転者の賃金・労働時間の現況」/全国タクシー協会)

 

タクシーの運転手は営業所に出勤して朝礼や車両の運転前点検を行います。

また、洗車もタクシーの運転手の業務です。

 

ハイヤーの運転手はタクシーの運転手と違い、乗り降りが完全予約制のため、道路での流し営業を行いません。

また、料金体系も走行距離のほかに目的地到着までの時間で決まるという違いがあります。

タクシー・ハイヤーともに普通自動車第二種免許が必要です。

 

1-4.役員運転手・社長運転手

 

役員運転手・社長運転手の平均年収は契約・労働形態によって変わるため、約250~600万円の幅があります。

また、勤務時間も契約によって異なるのが特徴です。

 

役員運転手・社長運転手は、派遣先の会社が所有する車を運転してお客様を送迎する仕事です。

そのため普通第二種免許は必要ではありません。

しかし、お客様の車の整備や備品のチェック、快適な車内空間を保つなど、独特の業務もあります。また役員運転手・社長運転手の仕事では、大型車や外国車を運転する機会が多いのも特徴といえるでしょう。

ホスピタリティが高く、外国車の運転に興味がある方は役員運転手・社長運転手を目指してみるのもおすすめです。

 

2.運転手の仕事で高収入を得る方法

 

運転手の仕事で高収入を目指す方法には、次の4つがあります。

・運転できる車種を増やす

・第二種免許を取得する

・英会話を勉強する

・ドライバー専門の派遣会社へ登録する

それぞれの方法を具体的にご紹介します。

 

2-1.運転できる車種を増やす

 

運転手の仕事で高収入を得るには、運転できる車種を増やすのも1つの方法でしょう。

なぜなら、運転できる車種が増えることで、職種の幅が広がるからです。

 

中型普通免許の取得で4トントラックやマイクロバスが運転できるようになります。

大型免許の取得で10トントラックが運転でき、大型特殊免許の取得でダンプカー・クレーンも運転できるようになります。

幅広い車種を運転できる方は希少なため、就職や転職において優位に立ちやすいです。

 

2-2.第二種免許を取得する

 

第二種免許を取得すると旅客業務ができるため、高収入を得られるかもしれません。

「旅客業務」とはお客様の送迎で料金が発生する仕事です。

警視庁の統計によると、令和3年度の第二種免許の合格率は51.7%となっており、第一種免許より難易度は高いといえます。

 

しかし、第二種免許を取得すると、タクシー運転手・運転代行・路線バス運転手・貸し切りバスが運転できるようになるため、運転手として仕事の幅を広げたい方にはおすすめの方法といえるでしょう。

(参考:「運転免許統計」/警視庁)

 

2-3.英会話を勉強する

 

英会話の勉強も、運転手が高収入を目指すためのスキルです。

2019年の海外観光客は約3,200万人でした。その後、コロナで落ち込みましたが、2025年までには2019年と同程度まで観光客数が増える見通しが立っています。

 

英語が話せるようになると、外国人観光客に喜んでもらえるでしょう。

バイリンガルドライバーは国賓や大使館への送迎など、高時給の仕事に就くチャンスでもあるため、英会話の勉強もおすすめです。

 

2-4.ドライバー専門の派遣会社へ登録する

 

ドライバー専門の派遣会社に登録することで、収入が上がる可能性があります。

ドライバー専門の派遣会社では、職場や仕事の種類にとらわれず、さまざまな経験が積めるため、知らない間に運転以外のスキルも上がる可能性も高いです。

 

また、ドライバー専門の派遣会社では、自分のスケジュールに合わせて仕事を紹介してもらえるため、稼ぎたいときに集中して働くことで高収入が得られます。

 

3.2024年問題で運転手の仕事はどうなる?

 

「物流業界の2024年問題」をご存知でしょうか。

物流業界の2024年問題では、トラック運転手の長時間労働を改善するため、働き方改革関連法により2024年4月1日以降、時間外労働の上限は年間360時間に制限されます。

(三六協定を結んでいる場合の年間時間外労働は720時間)

 

物流業界の2024年問題により、運輸業の人材確保を維持するため、給与や年間休日などの就業待遇が好転する可能性があります。

長時間労働や体力的にきついイメージがありますが、今後の働き方に変化がもたらされ、人気の仕事に変わる可能性が高いでしょう。

 

4.まとめ

 

運転手として高収入が狙える仕事についてご紹介しました。

特におすすめしたい仕事は、役員運転手・社長運転手です。

 

セントラルサービス株式会社」は一流の役員運転手を育成・派遣している会社です。

一流の役員運転手が目指せる研修体制が整っているため、未経験の方でも安心して就業していただけます。

 

役員運転手に求められるのは、お客様に対するホスピタリティであり、お客様がよりよいパフォーマンスを行うための「縁の下の力持ち」です。

運転が好き・高収入を目指したい・一流の方の助けになりたい、という方からのご応募お待ちしております。